英語を目的にしない。
実際にやってみたことがあります。例えば、海外の女優の情報を知りたいけど、日本語のホームページのみを調べても情報が乏しいので英語のホームページを調べ、その女優についての詳しい情報を得る。
マーケティングの知識が欲しくて、本場アメリカのビジネス論を英語で調べる。
最初から目的があるわけです。ですから、自分の欲しい情報を得ようと、より集中して英語を読もうとします。
目的が決まっているので余計な情報は読まないという技術も身に付きます。例えばビジネスに関する情報を知りたいのに、そのホームページにはビジネスのことも載っているが結婚相談情報なんてのもある。結婚相談なんて必要ないので読む必要がない。だらだらと興味の無い情報を読んでも時間の無駄。数ある情報のなかで「これだ」と求めている物を探し出す能力も英語力アップには欠かせません。
必要なところを見つけ、不要なところに気をとられないようにすることも大事なんです。どこに何が書いてあるか、大まかに見,必要なところだけ読むことは日本語のサイトを見るときにはみんなやっていることではないでしょうか。
普段からより、実践的な形で英語に触れるようにしていると、実力がつくのはもちろんTOEICにも大いに役立ちます。TOEICの長文問題は文章をきっちり全部読んでいてはとてもじゃないけど終わりません。見つけるべき情報はどこに書いてあるか、おおざっぱに全体を見て、ネットで情報を得るのと同じような感じで見つけるのです。英語の文章の構造にも強くなることができます。
英語そのものを目的とし、学習する方法も良いですが、何か他に目的があり、そのために英語を学習する場合も結果的に英語をマスターすることができます。
例えば、アメリカのビジネスについて英語で直接情報を集めようという場合や、ガーデニングに興味があり、イギリス人に色々と相談にのってもらうなどという場合、あるいは日本人があまりいない英語圏の地域に旅行するなど。
これらのケースははっきりした目的があります。何かについて調べようとしている人は、自分の知りたいことが何なのかが具体的にわかっています。
ですから、そのことをどうやって英語で質問しようかとあれこれ事前に調べるでしょうし、ビジネスの資料を読んでわからないところは自分が納得できるまで調べるでしょう。
また、実際にコミュニケーションしているうちに新しい表現を知りますし、自分でもどう表現すれば効果的に相手に伝わるかを常に意識するようになります。
目的が英語ではなく、他のなにかである場合、英語を使わないとそこから進めない状態になることもあり、飛躍的に実力がつきます。実体験をすることが実力を定着させるのに効果的です。また、英語学習は続かないという人でも、他に目的があり、それには英語が必要だというのなら続けようとしなくても続けることができ、結果として英語が身に付くのではないでしょうか。
普段の学習にも少し取り入れるといいでしょう。英語を目的にするのではなく、目的はなにかほかのもの、自分の好きなことから始めるといいと思います。