バイリンガルといってもそれぞれのレベルがありますが、(日本語と英語の場合)一般的に思い浮かべるのは、2つの言葉を全く同じように、日本語を介さずに英語を英語のまま理解でき、使うことのできる人というのではないでしょうか。
実はバイリンガルの定義というのはあいまいで、「母国語が使え、外国語でも最低限のコミュニケーションができる」レベル以上をバイリンガルとする専門家もいます。
簡単に言うとモチベーション、またはやる気のこと。
2種類あります。「内的動機付け」と「外的動機付け」
内的動機付け
英語を使ってコミュニケーションが取れること、英語を読んだり書いたりすること自体に喜びをみいだすものです。外国人の友達を話したいとか、映画を英語のまま楽しみたい、というのが例です。
外的動機付け
英語そのものに楽しみを見いだすというより、英語ができることで成績がよくなる、収入が増える、ゲームで勝てるなどの理由のために学習をすることです。達成感や競争心がモチベーションアップにつながっています。
外国語を学ぶ時に母語と同じように習得していくというのが母国語方式です。
特に小さな子供であれば英語を英語のまま理解する能力、わからなくても推測する能力が高いので、効果的です。
セット教材(ディズニーの英語システムなど)は、親が英語を教えなくても、英語を英語のまま理解できるように、母国語方式でマスターすることができるように作られているものもあります。
日本語を介さずに英語をそのまま理解させる、英語圏の子供と似たような段階を踏んで英語をマスターするので、自分で言葉の法則を見つけ、それを応用、何度も間違いながらゆっくりとマスターしていきます。
イマージョン教育とは、外国語で他の教科を学ぶこと。海外などではよくおこなわれているようです。
日本の場合はまだまだ数は少ないものの、そういう学校が増えてきています。英語で英語以外の教科を学ぶのです。英語を教科として学ぶのではなく、英語はあくまで手段、理科や算数などの教科を英語で学ぶのです。
効果: 英語の能力も上がりますが、意外な効果として母語の能力が一段と上がる傾向があるようです。
イマージョン教育は、どの年齢から始めるかによって分類されています。あるデータでは、幼児期や小学校低学年から始める場合と、12歳以降に始める場合を比べた結果、遅く始めた生徒のほうが分析力や認知力や作文での成績がよくなる傾向があるそうです。
両親がそれぞれ子供に対して使う言語を使い分ける。例えば、父親が英語、母親は日本語というように。国際結婚をした家庭では、アメリカ人の父が英語で、日本人の母が日本語で子供と接するというような感じ。
両親が共に日本人の場合でも、どちらかの英語の能力が高ければ、それぞれ英語担当、日本語担当と役割してい例もごくまれに見られる。
子供は親によって英語を使ったり、日本語を使ったりと自然に言語の使い分けができるようになるが、両親が共に日本人である場合は多大な努力が必要。一般家庭でそこまでするのはほとんど不可能です。母語が日本語の親の場合、子供と接する時間全てを(しかも何年も)英語で話すというのは相当な心構えが必要です。
国際結婚の場合でも、それぞれの言語にたいする接触量に差が出てくるのはあたりまえのことなので両言語とも全く同じようにするのは困難です。
TPRとは Total Physical Response (トータル フィジカル リスポンス)のこと。
英語講師(または親)などが英語で Jump 、 Touch your head などと指示を出し、それを体で反応させる。もちろん、日本語は一切介さないことがポイント。英語を英語のまま理解し、それに反応する基礎をつくることができます。