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こうしてくれればもっとよかった 全体像と方向性

全体像と方向性を把握すること

自分でいうのもナンですが、5才から英語をやっていたので、中学や高校の教科書は簡単すぎて物足りませんでした。

ECCやネイティブの教室にも通ってはいましたが、やはり教材が簡単すぎると感じていました。




そこで、学校や教室以外でも、自分で勉強しようということになったわけですが、まだ中学生、高校生の子どもなので一人でやるといっても「ただがむしゃらになっているだけの行動も多く、無駄な努力も相当なもので、効率が悪かった」のです。



当時はただ「いっぱい努力すれば努力した分すべてが役に立つ」と思っていました。

しかし、努力には無駄な努力というものがあるわけです。

例えば問題集をやっていて間違えたところを何度も解くという行為でも、その問題をなぜ間違えたか、なぜそのような答えになるのかということを自分で説明できなければ意味がありません。

理由はわからないのに問題集の答えそのものを暗記して実力がついたつもりになっている状態は避けたいことの一つです。



もう一つ例を挙げると、もうすでにわかりきっていてきちんと使える状態の表現をなんども練習するというのも無駄なことです。

いくら得意だからといって高校生が幼稚園でやるような英語を繰り返して「繰り返せば実力が上がる」と信じてやっていても意味がないです。



中学から英語を習っている高校生が「Good morning.」「Good afternoon.」など誰でも言える、自分のレベルより遥かに低い表現を、そればかり何時間も練習したからといって実力はつきません。



上に挙げた例は極端なものですが、こういうことを解決するのに必要なのは「全体像と方向性」を把握することではないかと思うんです。



今自分は何を習っているのか。

長い英語学習の中のどの地点にいるのかがわからないと、目標が定まらず、しなくてもいいことを何度も繰り返したり、理解していないのにわかったつもりのままということもあります。

大人の学習者ならこういうことを把握するのは比較的簡単なはずですが、子どもには難しいですよね。

そこで中学生なら中一の時点で、「中学3年間でこれだけの文法、表現を習いますよ。」

「中学3年間の英語で日常会話の大部分もマスターできますよ。他人のことも聞けるし、過去のことも言える。二つ以上のものを比べる言い方もできるようになるし、自分はなにが好きか、何をしたいかも説明できる。簡単な道案内もできるようになります・・・・。」

・・・ということを教えてあげるのです。

中学3年間で何ができるようになるかを把握させ、さらに最初の1年間(あるいはもっと範囲をしぼり1学期)はどういうことをするのか、何をマスターすればいいかをを理解させます。



私のように小さい頃から英語を習っている場合は中学の授業は物足らない可能性があるので、先に進むこともできます。

そういう場合、この「全体像と方向性」を把握させるのです。

例えば中学2年で高校1年レベルの英語を学びたいというときは、そのレベルの教材をまず大まかにみて、高校1年では何をマスターするのかを理解、さらにレッスンごとに目標を細分化させ、何をすればいいのかを理解させるのです。



学校レベルを超えている学習をしたいと言う場合、例えば英検を目指すならその級に必要な知識全体、TOEICならそれに必要な表現、スキルは何なのか全体が見えるように教えてあげます。

こういうのは子ども自身に自分の力で把握させるよりも親や先生が「英検2級だったらコレとコレ。」「TOEICならコレとコレ、あと日本語での契約書なども見ておいたほうがいいよ。」などとナビゲーターになり、子どもはそれを理解して、自分のやる学習に納得した上で課題をこなすことに集中すればいいのではと思います。

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